AffinityDesignerで「できないこと」まとめ

現時点で実装されていない機能#

他社製アプリから乗り換えた方で「あの機能はどこ?」となっている人向けに、実装されていないものをまとめてみました。探してもないよ!

  • ブレンドツール
  • ライブペイント
  • 画像トレース
  • メッシュワープ
  • グラデーションメッシュ
  • フルベクトルなベクトルブラシ
  • スクリプト機能
  • シェイプ形成ツール
  • 縦書き
  • 3D機能
  • パスのオフセット

あと何かあったかな…無いよりもあるものを数えた方が早いくらいかも…。
パスのオフセットはオフセットしたい幅の境界線を展開して結合という方法で代用できることもありますが、万能ではないようです。
DesignerプロジェクトマネージャーのMatt Priestleyさんが「お遊び」と称してTwitterにアップしていたのが気になります。

この機能は1.8のリリースには間に合わないそうです。でも実装は可能なようなので楽しみですね。

EPSでグラデーションがラスタライズされるんですけど?#

そもそもEPSにグラデーションはありません

Adobe IllustratorでEPS形式で保存する際にはこのようにファイル形式を選択します。(クリックで拡大)

EPSではなく、”Illustrator EPS”なんです。これを選択すると保存オプションはこうなります。

“Illustrator EPS” とは、EPS形式にIllustratorのネイティブファイルを同梱したファイル形式です。Illustratorはこのネイティブファイルの方を表示、編集しているためグラデーションなどが利用できます。EPS形式自体にはグラデーションというものが存在しないのでAffinityDesignerやサードパーティ製品で作成したEPSではグラデーションがラスタライズされてしまいます。

じゃあそのIllustrator EPSとやらで保存してよって話になると、同梱すべき.aiファイルの仕様が公開されていないためAdobe以外では作ることができないのです。
出された料理を食べて正確な材料と調理法を知るということに近いです。
なので、なるべく仕様がオープン化されていて互換性の高いファイル形式(PDFやSVG)でやり取りをするのが一番だということになります。
EPSを使うのであればラスタライズされたくないグラデーションや透明は使わない、ということになります。

フリーソフトのInkscapeとそのエクステンションを使えばグラデーションを使ったIllustrator EPSを作る方法はありますが、それはまたの機会に。